部下の話を聴く面談で自立を促せています。

面談にどのようなお困りごとがありましたか?

 

・部下が本音で話してくれているか疑問

・こんなこと言って嫌われるのではないかという不安

・面談中の沈黙が苦手で自分から話しかけなければと気づかいで疲れる

・目標設定で部下の想いと私の想いがつながらず、なかなか理解してもらえなくて
イライラする

・そもそも面談をどのようにやればよいのか、
習ったこともないし、教えてもらったこともないのでいつも不安

このような悩みがありました。

今までどのような解決法を試されましたか?

 

・コミュニケーション系の研修で習った「傾聴」を心がけた

・会社の経営方針⇒部門の目標⇒グループの目標⇒部下の目標と
上位概念から順序立てて話し、だからあなたにはこうしてほしいみたいな
流れをつくった。

・月に一度の面談から定例の面談を週1回実施に変え、必要に応じて回数を増やした。

 

自分なりにできることをやってみましたが、
不安やイライラを解消することはできませんでした。

なぜこの講座を受講しようと思われましたか?

 

佐藤さんとは私が会社員の時の
社員研修(箱セミナー)の講師で会社に来られたのが縁で
知り合いました。

面談の苦手意識を減らしたかったですし、
箱セミナーの受講を通して佐藤さんと
信頼関係ができていました。

ですから迷いなく安心して申し込みました。

その結果お困りごとはどのようになりましたか?

・イエス、ノーで答えられる質問から
「どうして~?」という質問に変え、
本人から話をしてもらえるような質問に変えてみました

・面談のはじめに緊張感を解くような
軽い話を入れてから始めるようにしました

・圧倒的に自分が話す時間が減り、
部下が話す時間が長くなりました。

・部下から「すごく話を聞いてもらった感じがする」
と言われるようになりました。

・部下が黙ってしまっても、頭の中で考えを整理している時間と
捉えることができるようになったので怖くなくなりました。
部下が話始めるまで待つことができるようになりました。

・上司部下の面談ではないのですが、
採用面接で効果がありました。
受講前の面接では沈黙しないようにこちらから
回答しやすいように質問してしまい、
本人の力量をつかめないでミスマッチもありました。

受講後はオープンクエスチョンで
本人に話してもらうように仕向けたところ、
ある人は質問に答えられず、
かえって
「自分に足りないものに気づかせて
もらってありがとうございます」と
感謝しながらお帰りなりました。

また、話のつじつまが合わず
どんどん窮地に陥っていく人もおられました。

実績がある人はより具体的に、
工夫したことなども交えて話をしてもらえるので
何が本当で何がウソか見抜くヒントが得られました。

・アイスブレーク⇒今日の面談の目的⇒
今日の面談のゴール⇒面談実施⇒
双方からフィードバックという
面談の流れをつくることができています。


感想

 

うまくやろうとか、
嫌われないようにしようとか、
本来は部下のための面談なのに
自分に矢印を向けて
面談をしていたことに
気づかせていただきました。

講義にもありましたが、
やり方の前にあり方が大事だと本当に感じました。

本人のために良かれと思ってやっていた
アドバイスがかえって悪影響があることを知りました。

アドバイスが機能する要件を意識して、
気づいてもらう面談にしていきます。

上司部下である前にお互い人として、
きちんと相手に向き合わなければ失礼ですね

 

面談のあり方ややり方を
しっかり学んだことのある人は少ないと思います。

私のように面談に苦手意識が強い人や
何を話してよいか不安で困っている人にはおススメです。