今回の私のプレゼンテーションは、お金の専門家ではないキャッシュフローコーチの私がどのようにクライアント先の社長や社員の方と関わり、どのような変化を起こしてきたのか、ストーリーにしてお伝えし、疑似体験をしていただきました。
そして、感動・共感をしていただけているとすればうれしいかぎりです。
ただ……
「で、実際のところ、クライアント先で何を意識し、どんなことをしているの?」
とご興味を持っていただいた方々に、可能な範囲で追加情報を提供させていただきますね。
【私のあり方のベース=「箱」について】
私がコーチ、コンサルをする際に必ず意識している、というよりも常にベースになっているのが「箱」という概念です。それは、以下の書籍(『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティチュート著 大和書房
に書かれていて、この本との出会いで私の人生が大きく変わりました。
「箱」とは
・自己欺瞞(じこぎまん)に陥っている人の状態
を喩えている表現です。自己欺瞞とは簡単にいうと
・人間関係のトラブルの原因が、自分にあることに気付かないこと
です。この自己欺瞞が個人やその属する組織に与える影響は大きなものです。
そういう状態に陥っている時に
「箱に入る」
と言い、その状態から抜け出せた時に
「箱から出る」
と言います。非常にシンプルでわかりやすい比喩なんです。
このあり方の前提が整っていないと、どんなスキルを保有していても思い通りに機能しません。これは企業、組織、チームでも同じことで、それを論理的に体系的に伝え、体感していただくコンテンツであり、プログラムです。
まずは私がそれを現場で体現できているかどうか、それが大前提となります。
また、プレゼンで題材とさせていただいたエムティーエス株式会社では、10年以上前から段階的にこのセミナーを全員に受講いただきましたし、また新たなメンバーも迎えていますので、2021年度内に再度、企業内開催し、あらためて全員で共有する予定です。
他のクライアント先でも定期的にあるいは段階的に展開させていただいています。
【社員/部下が成長するコミュニケーションとは】
そして具体的に意識しているのはプレゼンでもあったように「社長、求めているのは、
社長が思ったとおりに動く社員ですか?
それとも自立している社員ですか?」
「それは後者ですが……」
のとおり、どうしたら自立した社員を育成できるかとういうことです。そして私が社長にお伝えしたのは、
「まずは社長が教えないことですかね」
ということでした。これはなんでもかんでも教えずに、社員自身に考える機会を与えてほしいということ。
そして、そのことを職場での面談から日頃のコミュニケーションまでで意識し、実践することとして、
オンライン講座「社員/部下が成長する面談」
として、まとめました。
今回はMVPコンテストチャンピオン獲得記念として、このページをご覧のあなたに以下のプレゼントを用意させていただきました。
「社員/部下が成長する面談」最重要エッセンス(88ページ)
1.はじめに
- 問題が起こるのはどんな組織?
- 取り除けない4つの不安
- 面談を楽しめていますか?
- 社員/部下との会話セルフチェック
- 面談の本当の目的とは?
- どんな面談をめざすか(面談の定義)
- 周りの人をどのように見ているか
そして、希望される方には、プレゼンの内容を踏まえ、またここでプレゼントしたPDFの内容を踏まえて、無料で45分のオンライン個別フォロー面談をさせていただいています。
目的は、
- PDF資料の理解を促進すること
- 自社の課題を明らかにして、何から手をつけていくとよいかを一緒に考えてもらうこと
ご登録いただいた方にはその後も、さらに面談に関する無料メール講座も送らせていただきますので、楽しみにしておいてください。ではでは。